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このたびは、浄土真宗本願寺派(西) 嵓月山 浄源寺のホームページをご覧頂きましてありがとうございます。
25代住職 河津 宏照と申します。
葬儀・法事・慶事・法話会等の活動、安穏朝市のイベントを行うなど、皆様方に知って頂きたくホームページを開設しました。
今後とも本堂をお念佛の道場として、皆々様と聞法し、阿弥陀如来さまのみ法に遇わさせて頂きたいものと考えております。
また、皆様に喜んでいただける浄源寺を考えて、寺の運営をして行く所存でありますので、宜しくお願い申し上げご挨拶とさせていただきます。
合掌
浄源寺会館・聞法会館はゆったりとして広さを有し、椅子席にてご葬儀(通夜・告別式)、お斎(食事)などにご利用いただけます。
待合室 30名
お斎(椅子席)50名
聖人は承安三年(一一七三)四月一日京都の東南にあたる日野の里にて日野有範の長子として御誕生になりました。
養和元年(一一八一)九歳の春東山の青蓮院を訪ね慈円(慈鎮和尚)の許で得度出家されました。
それより比叡山にて二十年の勉学修行をするも、自力聖道門では自分のあさましい心の姿だけが目立つばかりでありました。比叡山を下って𠮷水の法然上人(源空)を訪ね、救いのてだての一切をすでに用意して、この自分を求めていてくださる阿弥陀如来の本願のこころを聞かせていただき、その救いを信じて生きる専修念佛の道にはいられたのであります。
承元元年(一二〇七)念佛停止の令旨により、聖人は越後の国府に流罪となり非僧非俗の境地を自覚し、愚禿親鸞と自ら名のり恵信尼さまと結婚をなされました。建保二年(一二一四)四十二才の聖人は妻子をつれて越後より常陸の稲田に移られ、元仁元年(一二二四)五十二歳のとき「教行信証」六巻を著わし、この年をもって浄土真宗の立教開宗とせられております。二十年あまり関東に住んで後京都に帰られた聖人は、浄土和讃をはじめ多くの書物を執筆し、弘長二年(一二六二)十一月二十八日念佛のうちに九十年のご生涯をとじられました。
この御像は聖人が関東に於て苦難の道を念佛教化せられた尊い旅姿であります。
昭和五十九年十二月五日
即如門主ご巡教記念
釋頴修
当山の開基は、平家の士、曾我兄弟河津十郎祐成・五郎時致の末裔、河津三郎祐重出家して釋祐存と号し、室を安養庵といい浄土真宗に帰依したのに始まると伝えられ年代は不詳である。
文明3年(1471)火災により建物を焼失、9代釋善正のとき、慶長6年(1601)西本願寺より本尊阿弥陀如来木仏と寺号を賜り嵓月山浄源寺と号し堂宇を建立した。
同11年(1606)参内して、後陽成天皇の勅により小僧都官に任ぜられた。是を中興開山の祖という。
本通記には宝暦4年(1754)武蔵岩槻浄源寺を掛所とする。
また、文化年間の覚定法記巻2には浄源寺は兼帯所の願い出をして、本山より許可されているとあり、東国13ヶ国末寺帳には御兼帯所大岡主膳正殿領分岩槻城下浄源寺とある。
また、境内墓所には旗本大岡興惚右衛門正成(1642)、正友(1658)の墓石がある。この大岡家は、幕末大奥最後の御年寄りとなった滝山(大岡権左衛門の娘)の生家である。
開基は、不詳ながら、約650年の間、法灯連綿とし、平成4年(1992)、5年の2ヶ年をかけて新本堂が完成を致し、平成6年11月6日大谷光照(勝如)前門主様御親修のもと、本堂落成慶讃法要が盛大に厳修された。
この念佛報恩塔は、宗祖親鸞聖人750回大遠忌法要を記念して建立したものです。
正面の南無阿弥陀佛の六字名号は親鸞聖人ご真筆を拡大したもので、聖人がご苦労にご苦労をかさねてのご生涯、念佛ひとすじに力強く生きぬかれたお示しを味うことが出来ます。
「南無」はサンスクリット語の「ナーモ」で「帰依する」という意味です。
「南無阿弥陀仏」の六字は「私は阿弥陀如来に帰依いたします」という阿弥陀如来への信順を表す言葉で「名号」とよばれ、また、この名号を口に称えること(称号)を「念佛」といいます。
念佛を称えるだけなら誰でも出来る、このやさしい方法(易行)が工夫され完成することによって、全ての人々が救われるようになりました。
なぜなら「南無阿弥陀仏」という六字は「あなたを必ず救う阿弥陀如来がここに存在します」という如来の宣言であり「私の救いを信じなさい」という阿弥陀如来からの「喚びかけ」なのです。
その喚びかけが確かに届き、如来の存在を受け入れた証として、口から出る言葉が念佛。喚ばれ応えて伝わったもの、それが「信心」と言われる如来の智慧と慈悲の心にほかなりません。
親鸞聖人はこの名号こそ阿弥陀如来の真実のはたらきであると考え六字名号そのものを阿弥陀如来と見なして礼拝しました。
合掌
浄源寺 お休み処 「庵木瓜」(茜屋珈琲店)
約30席ありますので、ご縁のある方々で、ひとときをお楽しみ下さい。
※ご予約についてはご相談ください。
※飲み物・食べ物の持ち込み・ペットの入室・タバコの喫煙は、禁止です。
【営業日】土曜日・日曜日・祝日
【営業時間】10時00分~14時00分
【茜屋珈琲店】担当 佐藤崇史 090-3536-2146